新古美術 朝比奈

新古美術 朝比奈

Collections作品紹介

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福寿

作家名 熊谷守一
手法 金地大色紙・墨
寸法 本紙41.0×31.6㎝、(額装)61.0×52.0㎝
備考 サイン「九十三才 守一作」、印「守一」
製作年 1973年
状態 綺麗な状態です。段ボールたとう箱には経年の擦れがございます。
付属品 額裏面に共シール、段ボールたとう箱、黄袋
略歴 熊谷守一(1880~1977)
洋画家。岐阜県生。東美校卒。
1880年 岐阜市の初代市長熊谷孫六郎の三男として生まれる
1900年 東京美術学校西洋画家選科入学。
1909年 第三回文展に「蝋燭」を出展。
1947年 二紀会創立に参加。
1964年 パリで熊谷守一大個展が開かれ、好評を博す。
1967年 文化勲章受章者に内定するも「これ以上人が来るようになっては困る」と辞退。
1972年 勲三等叙勲の内示があるが辞退。
1976年 「アゲ羽蝶」が絶筆となる。
1977年 死去。享年97歳。
作風は次第に色と形が単純化し、独自の様式が確立された。また水墨画、書も能くする。
文化勲章や叙勲を辞退し「画壇の仙人」と称された自由な生活と制作に晩年をおくった。
昭和52年(1977)歿、97才。

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